学校案内

理事長・校長からのメッセージ

理事長からのメッセージ

年度当初のごあいさつ

理事長 笠慶宣


 甘えを捨て精神的に成長し、常に向上心を持ち、目標を堅持し、謙虚に学び自己の欠点を補い、ためになる友を選ぶ(稚心を去る)。橋本左内は、わずか15歳にして常に自らを省みる姿勢を持ち続けました。皆様には、橋本左内のような姿勢を堅持し、自己啓発を図る人材に育ってもらいたいと願っています。

 さて、佐賀学園高等学校は、「社会のニーズに応える実学の教育を行い、立派な社会人として産業界の第一線で活躍する人材を育成する」という建学の精神のもと、1958(昭和33)年に設立されました。その65年という歴史を謙虚に振り返り、本校はより一層ハイレベルな高校となるべく、邁進しています。その原動力は、皆様の先輩たちが受け継いできた「佐学魂」にあります。人は誰でも無限の可能性を秘めています。それを求めていこうとする姿勢こそ、橋本左内のいう自己啓発観であるのです。

 大事なことは、失敗を恐れないことです。できなかったらどうしようかと失敗を恐れていては何事もできません。「失敗は何事かを成し遂げる過程で起こることであり、それは最終結論ではない。だから失敗を恐れてはならない。」(アメリカの教育学者ジョセフ:マーフィー)と言います。そもそも、間違ったり、失敗したことがない人などこの世にいないでしょう。致命的な失敗をしないためにも、小さな失敗をして、その修正を細かく行っておくことが大切なのです。

 さっそく、今から、「前へ、さらに一歩前へ、今の自分を、より成長させるための努力を」するために、大きな一歩を踏みだして、「社会に貢献する人材」へと大きく羽ばたいてもらいたいと願っています。

 私たちは、その盛んな「佐学魂」を受け継ぎ、社会に貢献しようという情熱溢れる皆様が入学されることを期待しています。


令和5年4月
理事長 笠 慶宣


校長からのメッセージ

年度当初のごあいさつ 

校長 青木 勝彦


 新型コロナウイルス発生から3年が経ち、この間に時代は確実に変化してきています。人工知能AIやチャットGPTなどの急速な情報機器の進歩・普及、エネルギー不足や食料不足、大規模自然災害など、明日を予想できない状況があります。このような予測困難な時代を皆さんが生き抜くためには、多様な価値観や世界観を互いに認め合い、諸問題の解決に努めながら、それぞれが未来を切り拓いていくための力が必要です。また、私たちはコロナという災禍によって、これまで以上に人と人との絆の大切さを感じるようになったのではないでしょうか。

 そこで、佐賀学園のキャッチフレーズは未来に向け、生徒と職員が心一つにして新たな学校づくりを目指すという意味を込めて、「心一つにみんなで創る佐賀学園」としました。何より、いい学校を創るためには、生徒の皆さん一人ひとりの「人間力」の向上が大切です。そこで皆さんには、次の3つの心を大切にしてほしいと思います。

 ○ 向上心:夢に向かって勉学や部活動に打ち込み、自己を高めていく心

 ○ 自律心:社会的マナー・服装等を整え、清く正しい生活をめざす心

 ○ 思いやりの心:人との絆を大切にし、人の心の傷みや苦しみを思いやれる心

 生徒の皆さん一人ひとりの「人間力」が高まり、それが大きな塊となった時、佐賀学園は必ず大きく飛躍すると確信しています。


  ~佐賀学園はいい学校です!~

 佐賀の玄関口JR佐賀駅から歩いて4分、街の真ん中の学校として、いろんな地域から、いろんな夢を抱いた若者が集う場所、それが佐賀学園です。皆さんは、様々なタイプの友だちをお互いに認め合い、切磋琢磨しながら、人間として大きくなってください。そして、佐賀学園もまた、これからの時代、社会に貢献できる様々な人材を送り出す、器の大きな学校として在り続けたいと考えています。

 さあ、皆さん、佐賀学園高等学校に来てください。一緒に学園生活を送りましょう。夢を抱く若者を待っています!


令和5年4月
校長 青木 勝彦

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