学校案内

理事長・校長からのメッセージ

理事長からのメッセージ

年度当初のごあいさつ

理事長 笠慶宣


 本校は、1958年(昭和33年)「産業界の第一線で貢献しうる人材を育成する」という建学の精神のもと開校されました。佐賀県内唯一の私立の商業高等学校として、実学を重んじる教育を実践し現在に至っています。その伝統は二万名を優に超す卒業生によって受け継がれ、「進取とチャレンジ精神」という「佐学魂」によって全国津々浦々で社会に貢献しています。

 「貢献する」とはどういうことなのでしょうか。「貢献する」とは、人の役に立つこと、人によろこばれること、人に感謝されることではないでしょうか。  学校においても、仕事においても、貢献するということを常に心にかけていればあらゆることが前向きなものに変わると思います。そうして、自ら誠心誠意、額に汗して何事にも取り組むことによって「あなたでなくてはならない」という存在になっていくと思いますし、社会に貢献する人材となっていくでしょう。

 そこには、自ずと品位・品性・品格という風格がにじみ出てきます。品位とは、見る人が自然と尊敬したくなるような気高さ、上品さをいい、品性とは、その人の心に潜む倫理観や道徳心が表に現れたものであり、そして品格とは、自然と頭の下がる魅力のある人や社会といえるでしょう。

 佐賀学園高等学校の生徒として社会に貢献しうる人材となり、品位・品性に磨きをかけ、品格のある人物や学校になることが、創立以来佐賀県民の方々が寄せられた本校への期待であり、私の願いでもあります。

 過去は変えられないが、未来は変えられます。生徒諸君と先生方が一体となって「進取とチャレンジ精神」を伸ばし、人間としての魅力作りに励んでいきましょう。


令和3年4月8日
理事長 笠 慶宣


校長からのメッセージ

年度当初のごあいさつ  「入学式辞」より(抜粋)

校長 福地昌平


 今、世界の人々が心一つにして新型コロナウィルスと闘っています。我々も、感染防止に心がけながら、日々を過ごしていかなければなりません。しかし、これからは感染防止の面だけでなく、多くの人が力を合わせて「新たな時代を創る」という意識が求められていくと思います。コロナ禍の中、リモートの会議や大学のオンライン授業が実施され、ユーチューブによる動画配信も広がりました。一方で、これまで当たり前にしてきたことが整理され、無駄をなくす生活の在り方も求められていくことでしょう。情報機器は更に発展し、AI(人工知能)は様々なことに活用されるようになるはずです。  

 間違いなく、時代は大きく変化していきます。本校でも、今、令和4年度からの「一人一台タブレット」の導入を目指して準備を進めています。また、生徒の皆さんが、これからの時代の中で自分の進む道を考えていくための時間として、「キャリアデザイン」という授業を設けています。更に、本年度から、全ての生徒が毎週1時間、ALTすなわち外国人講師による英語の授業を受けられるようにするなど、時代の進展に少しでも対応できるような教育を展開していきます。  

 まさに本校も未来に向けて新たな学校づくりを目指していくべき時なのではないかと考えています。そこで、何より、大切に考えているのは、生徒の皆さん一人ひとりの「人間力」、すなわち自分の置かれた状況を受けとめ、その中で力強く生きていける力を高めてほしいということです。  

 最近行われた水泳の日本選手権で東京オリンピック代表内定となった池江璃花子選手、大相撲で大関復帰を勝ち得た照の富士関。池江選手は白血病、照の富士関は両膝の怪我と糖尿病に冒され、逆境という言葉では言い尽くせないほどの厳しい状況に置かれながらも、競技者として復活するという目標を掲げて諦めず努力し、その一方で粘り強く病と闘い、挫けそうになる自分の心と向き合い、周囲の方の温かい支援に感謝しながら、その期待に応えようとして頑張ってこられたものと思います。その姿に深く敬意を覚えると共に、このような優れた人間力は、どのようにして培われるのかと考えるのです。  

 その意味で、私は皆さんに、三つの心を大切にしてほしいと思っています。それは、自己を高めていく心、自らを律する心、人の心の傷みや苦しみを思いやれる優しい心の三つです。  

 かみ砕いて言えば、先ず真っ直ぐに自分の将来を見つめ、目標を定めて頑張ること。部活の面でも、勉強の面でも、あるいは検定試験合格といった身近な目標とともに、将来自分がどう生きていくのか、どういう進路を選ぶのか、それに向かって自分を高めていこうとする心を持つことです。ただ、授業態度を含め、規律正しい生活態度が身に付かなければ、目標は達成できませんし、怠けたい、楽をしたいという自分にも打ち勝たないといけません。つまり、高みを目指していくためには、自分をコントロールする、自分を律する心が土台にないといけないのです。そして、部活動ではチームワークが大切だと言われているように、いつも人との関わりを大切にし、傷ついた人を思いやる優しい心を持ってください。 私は、人間力というのは、今述べた、自分を高めようとする心、自分を律する心、そして人に対する優しい心によってつくられていくと考えています。  

 毎年、本校では、学校としてのキャッチフレーズを示していますが、本年度は、生徒会の提案に基づいて「心一つにみんなで創る佐賀学園」としました。この言葉には、生徒の皆さん一人ひとりの人間力が高まり、それが大きな塊となった時、佐賀学園は必ず大きく飛躍するという思いを込めています。

 駅から歩いて4分、佐賀ん街の真ん中の学校として、いろんな地域から、いろんな夢を抱いた若者が集う場所、それが佐賀学園です。様々なタイプの友だちをお互いに認め合い、切磋琢磨しながら、人間として大きくなってください。そして、佐賀学園もまた、これからの時代、社会に貢献する様々な人材を送り出す、器の大きな学校として在り続けたいと考えています。

 令和3年4月8日 佐賀学園高等学校長 福地 昌平

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