学校案内

理事長・校長からのメッセージ

理事長からのメッセージ

年度当初のごあいさつ

理事長 笠慶宣


 本校は、1958年(昭和33年)「産業界の第一線で貢献しうる人材を育成する」という建学の精神のもと開校されました。佐賀県内唯一の私立の商業高等学校として、実学を重んじる教育を実践し現在に至っています。その伝統は二万名を優に超す卒業生によって受け継がれてきています。そして「進取とチャレンジ精神」という「佐学魂」によって、全国津々浦々で社会に貢献しています。

 では「貢献する」とはどういうことなのでしょうか。「貢献する」とは、人の役に立つこと、人によろこばれること、人に感謝されることではないでしょうか。人の役に立ち、人から喜ばれ、人から感謝されることこそが貢献というものと思いますし、そのことによって、いい人間関係も築くことができると思います。

 学校においても、仕事の場においても、貢献するということを中心に置くだけで、あらゆることが前向きなものに変わってくると思います。そうして、自ら誠心誠意、額に汗して何事にも取り組むことによって「あなたでなくてはならない」という存在になっていくと思いますし、社会に貢献する人材となっていくと思います。

 そしてそこには、自ずと品位・品性・品格という風格がにじみ出てくるでしょう。品位とは、見る人が自然と尊敬したくなるような気高さ、上品さをいうのではないかと思います。品性とは、その人の心に潜む倫理観や道徳心が表に現れたものであろうと思います。そして品格とは、自然と頭の下がる魅力のある人や社会といえるでしょうか。

 佐賀学園高等学校の生徒として社会に貢献しうる人材となり、品位・品性に磨きをかけ、品格のある人や学校になることが、創立以来佐賀県民の方々が寄せられた本校への願いであり、私の願いでもあります。

令和の時代のスタートにあたり、新しい校舎のなかで、気持ちも新たに、生徒諸君と先生方が一体となって「進取とチャレンジ精神」を伸ばし、人間としての魅力作りに励んでいきましょう。


平成31年4月10日
理事長 笠 慶宣


校長からのメッセージ

年度当初のごあいさつ  「入学式辞」より

校長 梶原彰夫



 万物に春の息吹を感じる今日の佳き日、振興会会長古賀千花子様はじめ、振興会本部役員の方々、新入生保護者の皆様の御臨席を賜り、平成31年度学校法人佐賀学園佐賀学園高等学校入学式を、かくも盛大に挙行できますことは、新入生はもちろん、私たち教職員、在校生にとりましても、大きな喜びであります。ここに心よりお礼申し上げます。

 只今、下田大夢(しもだひろむ)さんはじめ223名の皆さんに佐賀学園高等学校への入学を許可いたしました。皆さんは今日から佐賀学園高等学校の一員です。本校教職員一同、皆さんを心から歓迎します。

 本校は、昭和33年に創始者故笠貢氏が「産業界の第一線に貢献する人材育成」を建学の精神に掲げ、佐賀実業高等学校の校名で開校、昭和48年に現在の校名、佐賀学園高等学校となり、本年度は創設から62年目を数え、その間、実社会に優秀な人材を輩出し、本県教育の一翼を担いながら、確かな時間を刻んでまいりました。入学した皆さんもまた、勉学や部活動に励み、大きな志、豊かな心をもった人材として成長してくれることを期待しています。

 さて、皆さんが本校へ入学された理由は様々であろうと思います。本校商業教育に魅力を感じた人、本校の部活動の実績に惹かれて入学した人、成穎高等部で学力をつけようと考えた人、通学の便利さで選んだ人など、いろんな思いがあるとしても、佐賀学園の生徒として、まず第一歩を踏み出した以上、この学校で、今の自分をより高めていこうという決意と覚悟をもってください。次に、皆さんたち一人ひとり、自分の夢、目標とすることを掲げ、その達成に向けて、挑戦していく姿勢が大切です。その中で、いろんな壁にぶつかり、悩んだり、苦しんだりすることがあるかもしれません。そうであっても、ひたむきに努力することを忘れず、昨日より今日、今日より明日と少しずつ前に進める心を失わないでください。

 一つ心に留めておいてほしいのは、皆さんがいろんな苦しみ、悩みを抱えた場合、一人で抱え込まずに、周りにいる友達、先輩、そして先生方に相談してほしいということです。解決のヒントがもらえるかもしれませんし、相手も同じような苦しみを持ち、それ乗り越えたりした経験があるかもしれません。何でも人に頼れということではありませんが、いろんな人との関わりによって、学ぶことも多いと思います。皆さんは、三年後、大学などに進学するにしろ、就職するにしろ、将来は社会人として生きていきます。社会で生きるとは、すなわち人と関わっていくことなのです。相手のことを思いやり、真心をもって接したときに生まれる人と人との信頼関係、すなわち、人と人との絆を大切にすることが、皆さんたちの人間的成長、人格の形成につながっていくと思います。

 本年度、皆さんの教室に掲げた言葉「弾む心、つなぐ心、明日を夢見る佐賀学園」には、今述べたように、新たな学校生活に明るく前向きに向かってほしい、そのなかで、人との関わりを大切にしてほしい、それが自分自身の夢の実現につながるという思いを込めています。

 時は今、平成から令和へと新たな年号に変わろうとしています。これからも情報化、グローバル化が進み、時代は大きく変化していくと思います。時代の変化に対応できる力が一人ひとりの若者に求められていきます。しかし私は、東日本大震災の頃を境として、日本の若者は随分しっかりとしてきたと感じています。野球、水泳、卓球などのスポーツの分野や、将棋や囲碁といった領域で活躍している若者が多いというだけでなく、将来の自分をしっかりと考え、社会に貢献する生き方を模索する若者が増えてきたように感じています。だらしない格好をし、地べたに平気でへたり込む若者も少なくなりました。自分たちがこれからの時代を担わないといけないといった意識が広がってきているようにも思います。皆さんたちも、将来、社会をつくる一員として、或いは、社会をリードできる人材となるために、その基盤を高校生活で築いてほしいと思っています。

 ここで保護者の皆様にもお願いを申し上げます。まずもって、お子様の御入学、誠におめでとうございます。本日より卒業するまでの3年間、お子さまを確かにお預かりいたします。そして、私たち教職員は全力で「生徒一人一人を大切にし、伸ばす教育」を実践してまいります。しかしながら、子どもたちの教育は学校だけではできるものではありません。学校と家庭との連携を密にし、家庭においても学校の教育方針を理解して指導に当たっていただくことが、子どもたちの健やかな成長に繋がります。規則正しい生活習慣、遅刻・欠席などないように、また服装などの身だしなみについて、御家庭でも御指導いただくようお願い申し上げます。本年度、本校のPTAにあたる振興会総会を5月11日の土曜日に計画しています。本校の現状、お子さまの学校での生活の状況について理解していただく良い機会ですので、是非御出席いただききたいと思います。子どもたちは、傷つきやすく、些細なことでも悩みを抱えやすい時期です。三年間、何事もなく順調に過ごすとことばかりではありません。何かありましたら、学校への連絡・相談をぜひお願いします。学校と家庭が、子どもたちのことで、共に喜び、傷みを分かちあえる関係になることが、本当の意味で、子どもたちの成長につながっていくものと思います。

 最後になりましたが、ここに御出席賜りました皆様方に、校長として、佐賀学園の更なる発展に力を尽くすことをお誓いすると共に、本校教育振興に御支援、御協力を賜りますよう心からお願い申し上げ式辞といたします。


平成31年4月10日

校長 福地 昌平

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