学校案内

理事長・校長からのメッセージ

理事長からのメッセージ

年度当初のごあいさつ  「創立60周年」

理事長 笠慶宣


 本年、佐賀学園高等学校は創立60周年を迎えました。孔子は「修養を積んで六十の時には何を聞いても素直に受け入れることができるようになった」といっています。また、60年は人間でいえば還暦にあたる長い歳月です。

 本校は、1958年(昭和33年)「産業界の第一線で貢献しうる人材を育成する」という建学の精神のもと開校されました。佐賀県内唯一の私立の商業高等学校として、実学を重んじる教育を実践し現在に至っています。その伝統は二万名を優に超す卒業生によって受け継がれてきています。そして「進取とチャレンジ精神」という「佐学魂」によって、全国津々浦々で社会に貢献しています。

 では「貢献する」とはどういうことなのでしょうか。「貢献する」とは、人の役に立つこと、人によろこばれること、人に感謝されることではないでしょうか。人の役に立ち、人から喜ばれ、人から感謝されることこそが貢献というものと思いますし、そのことによって、いい人間関係も築くことができると思います。

 学校においても、仕事の場においても、貢献するということを中心に置くだけで、あらゆることが前向きなものに変わってくると思います。そうして、自ら誠心誠意、額に汗して何事にも取り組むことによって「あなたでなくてはならない」という存在になっていくと思いますし、社会に貢献する人材となっていくと思います。

 そしてそこには、自ずと品位・品性・品格という風格がにじみ出てくるでしょう。品位とは、見る人が自然と尊敬したくなるような気高さ、上品さをいうのではないかと思います。品性とは、その人の心に潜む倫理観や道徳心が表に現れたものであろうと思います。そして品格とは、自然と頭の下がる魅力のある人や社会といえるでしょうか。

 佐賀学園高等学校の生徒として社会に貢献しうる人材となり、品位・品性に磨きをかけ、品格のある人や学校になることが、創立以来佐賀県民の方々が寄せられた本校への願いであり、私の願いでもあります。

 新しい校舎も完成しました。気持ちも新たに、生徒諸君と先生方が一体となって「進取とチャレンジ精神」を伸ばし、人間としての魅力作りに励んでいこうとする皆さんを佐賀学園は待っています。


平成29年4月
理事長 笠 慶宣


校長からのメッセージ

年度当初のごあいさつ  「入学式辞

校長 梶原彰夫


 万物に春の息吹を感じる今日の佳き日に、振興会会長武藤育大様をはじめ、振興会本部役員の方々、新入生保護者の皆様のご臨席を賜り、平成三十年度学校法人佐賀学園 佐賀学園高等学校入学式を、かくも盛大に挙行できますことは新入生はもちろん、私たち教職員、在校生にとりましても大きな喜びです。ご臨席の皆様に心よりお礼申し上げます。

 只今、友清春菜(ともきよ はるな)さんはじめ二百六十八名の皆さんに佐賀学園高等学校への入学を許可致しました。皆さんは今日から佐賀学園高等学校の一員です。本校教職員一同、皆さんを心から歓迎します。

 本校は、昭和三十三年に本校の創始者故笠貢氏が「産業界の第一線に貢献する人材育成」を建学の精神に掲げ、佐賀実業高等学校の校名で開校、昭和四十八年に現在の校名の佐賀学園高等学校となり、今年度は創設から六十一年目を数え、十月には創立六十周年の記念式典を挙行する予定です。この記念すべき年に入学された皆さんにあらためて佐賀学園高校生としての新しいステージでの活躍を期待いたします。

 さて、皆さんが本校へ入学された理由は様々であると思います。本校商業教育に魅力を感じた人、本校の部活動の実績に惹かれて入学した人、成穎高等部で学力をつけようと考えた人、通学の便利さで選んだ人、中には本校が第一希望ではなかった人がいるかもしれません。いずれにしろ、まずは本校での三年間に自分が挑戦したい目標を立てること、次に目標達成に向けての日々の努力、すぐには結果が出なくても自分を信じその努力を続けることが大切です。ぜひ、目標実現向けて挑戦し続ける三年間にしてほしいと願っています。更に、高校で学ぶべきことはたくさんありますが、そのすべての基礎となるのが人格の形成、言い換えれば人間的な成長です。相手のことを思いやり、真心をもって接したときに生まれる人の人との「信頼関係」です。皆さんには、本校で同級生同士、また先輩・後輩、先生方に真心をもって接し信頼関係を作ってください。そして、心身ともに健康で授業や学校行事や部活動など本校でのすべての教育活動において素直に粘り強く先生方の指導を受け学力・人間力ともに大きく成長し、将来立派な社会人になる基礎を本校で培ってください。どうか一日も早く本校の生活に馴れて、佐賀学園高校生徒としての第一歩を力強く踏み出してください。 ところで、今年度、皆さんの教室に次の言葉を掲げました。「さわやか佐賀学園を目指そう ~勉学に部活動に全力投球~」。という言葉です。この言葉への思いを踏まえ、皆さんに次の四つのお願いをいたします。一つ目は学校内外で本校生徒としての自覚と誇りを持ち、正しい服装、高校生らしいさわやかな立ち振る舞い・挨拶をすること。自分の言動に責任を持ち、本校の校則をはじめ社会のルールを守り、健全な高校生活を送ってください。二つ目は、高校生として最も大切な日々の授業に真剣に取り組み、家庭でも学習する習慣を身につけてください。そして、将来、社会人として必要な基礎学力はもちろん高いレベルでの学力向上、資格取得を目指してください。三つ目は、部活動で仲間と共に青春の汗を流し、技術の向上は言うまでもなく、社会性、協調性を養うことで、豊かな人間力の構築と二十一世紀を生き抜くチカラを育んでください。四つ目は規則正しい生活を実践することで、自身の健康管理に努め遅刻・欠席をしないことです。

 本校には、指導力あふれる先生方が、頑張ろうとする皆さんを心から応援しようと待っております。皆さんには本校での様々な出会いを大切にして、体当たりで指導を受けてください。

 次に保護者の皆様にも、この機会にお願いを申し上げます。まずもって、お子様の御入学、誠におめでとうございます。本日より卒業するまでの三年間、お子さまを確かにお預かりいたします。そして、私たち教職員は全力で「生徒一人一人を大切にし、伸ばす教育」を実践してまいります。しかしながら、子どもたちの教育は学校だけではできるものではありません。学校と家庭との連携を密にし、家庭においても学校の教育方針を理解して指導に当たっていただくことが、お子様の確かな成長に繋がります。そこで、お願いの一つ目ですが、振興会(PTA、育友会のことを本校では振興会と言っていますが)の総会、今年度は五月一二日の土曜日に計画しています。この会に是非出席することで学校への関心を持っていただきますようお願いいたします。二つ目です。一日一回はお子様と学校での話題を共有してください。どのような目標に向かって頑張っているのか、授業の様子、先生の様子、楽しかったこと、指導されたことなどの話を通して、お子様の学校での生活の状況を把握してください。この時、一つだけ心に留めておいていただきたいのは、場合によってはお子様が話されるのは事実の一部であって全体ではないこともあるということです。このことは、先生から授業中の態度や生活面・服装の乱れなどで注意や指導を受けたときによくおこります。どうか、お子さまの学校の指導に対する不満を丸飲みにするのではなく、是非学校に問い合わせてみてください。事実の全体がわかると思います。私の経験では、事実の一部だけを聞いて、保護者の方がお子様に同調されたときは、生徒の健全な成長がストップしてしまうということがよくありました。お子さまの成長を願う気持ちは我々教職員も保護者の方の気持ちと一緒です。どうか、学校に信頼をお寄せいただき、何かありましたら、学校への連絡・相談をぜひお願いします。また、合わせて、本校教育振興にご支援、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 それでは、新入生の皆さんの高校生活が希望に溢れ、充実したものとなりますよう心から祈念いたしまして式辞といたします。

平成30年4月

校長 梶原彰夫

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